• ホーム
  • フィラリアの予防期間はいつからいつまで?

フィラリアの予防期間はいつからいつまで?

2019年12月23日

世の中に蚊が存在する限り、愛犬をフィラリアから守ってあげなければなりません。蚊がフィラリアの幼虫を媒介するので、気温が高くなって活動を開始する時期は予防薬を投与して病気を防ぐ必要があります。逆に蚊が活動しない冬の時期は感染するリスクが低いので、休薬期間とすることができます。

注射薬と比べて内服薬や滴下薬は効果が持続する期間が短いので、蚊が発生する季節になると定期的に投与し続ける必要があります。予防薬の投与を開始する際に必ず守らなければならない点は、感染していないことを確認することです。既に感染していて体内にある程度の数の幼虫がいる状態で薬を投与すると、一度に大量の幼虫が死滅してアレルギー反応を起こす恐れがあるからです。蚊が活動を開始した後だと既に感染してしまっている可能性があるので、蚊が発生するよりも前に予防薬を投与しなければなりません。

基本的に蚊が発生する時期は、フィラリア予防薬を投与する必要があります。ただし気温が下がって蚊が発生しなくなった後も、しばらくの間は薬を投与しなければなりません。なぜなら、投与をやめてしまうと体内に感染したフィラリアの幼虫が成長して成虫になる恐れがあるからです。幼虫を完全に駆除するためには、蚊が発生しなくなってから少なくても1か月間は薬を投与する必要があります。

日本は地域ごとに気温が高くなる時期に違いがあるので、フィラリアの予防期間は場所や環境によって決める必要があります。気温の低い東北以北であれば、蚊が発生する期間は6月の初旬から10月中旬にかけての時期です。関東地方から西日本にかけての本州の広い地域であれば、5月中旬から11月上旬にかけて蚊が発生します。蚊が発生しなくなってから1か月ほどは薬を投与する必要があるので、投与を終了する時期は東北以北であれば11月下旬で関東より西の本州は12月下旬頃となります。

九州・四国・沖縄などの温暖な地域であれば、2月中旬頃から12月下旬にかけての間に蚊が発生します。このため、フィラリアの予防期間は1年を通して全ての時期ということになります。一部の地域は年間を通してフィラリアの予防期間になってしまうので、1年間有効の注射を選ぶ方法もあります。

気温が高い年は長期間にわたり蚊が発生するので、フィラリアの予防期間が長くなります。内服薬や滴下薬を使用する場合は、年ごとの気温と蚊の発生を見極めた上で投薬を続ける期間を判断するようにしましょう。