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フィラリアの潜伏期間はどれくらい?

2019年07月26日
芝生で遊ぶ猫と犬

犬フィラリア症は、最初に蚊を通してミクロフィラリアと呼ばれる幼虫が犬の体内に感染します。幼虫に感染してもすぐに発症することはなく、成虫になって犬の体の中で増殖することで症状が出ます。感染した幼虫は3~6か月くらいで成虫に成長し、半年以上が経過すると成虫が成熟して体内で産卵して増殖を開始します。早ければ1~2年程度で成虫の数が増えて、心臓や肝臓・腎臓などの機能が低下して症状が出るようになります。そのため最初に蚊などを通して幼虫に感染してから発症するまでの潜伏期間は、短ければ1~2年程度です。

フィラリアの幼虫が犬の体内に侵入して成虫に成長するかどうかはケースバイケースで、必ずしも半年くらいの短い期間で成虫になるとは限りません。成虫に成長せずに死滅してしまったり、体内で増殖するのに数年~10年間もの長い期間がかかる場合もあります。犬フィラリア症の潜伏期間は短くて1~2年ですが、長ければ数年以上となります。

犬フィラリア症は幼虫が成虫に成長しても、ある程度の数に増えないと発症しません。そのため、初期症状を発症した段階だと既に多くの成虫が犬の体内に寄生していることになります。成虫の数が多いと治療をしても完治させることが難しくなってしまうので、無症状の潜伏期間の間に適切な治療をおこなって体内の寄生虫を駆除することが大切です。

フィラリアの幼虫は、早ければ3か月~半年という短い期間で成虫に成長してしまう恐れがあります。このため、寄生虫が成熟しないようにするためには症状が出ていない間に予防薬を投与して幼虫のうちに駆除する必要があります。幼虫が犬の体内で成長しないようにするためには、1月に1度の頻度で内服薬を服用させたり滴下薬を投与しなければなりません。

ほぼすべての犬が3~4年以内にフィラリアの幼虫に感染する恐れがあるので、幼虫が成虫に成長して増殖を開始する前の潜伏期間の間に寄生虫を駆除するすることが大切です。フィラリアの幼虫は犬の年齢や種類に関係なく、全ての犬に感染する恐れがあります。このため、犬を飼う場合には常にフィラリアを予防するための治療を続けることが求められます。

犬フィラリア症は無症状の潜伏期間の間でも成虫が体内で産卵して、蚊を通して他の犬に伝染する恐れがあります。飼育している環境にもよりますが、犬を飼う場合には常に寄生虫に感染する危険性があることに留意しておくことが大切です。