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フィラリアの症状は?感染はどう判断すればいいの?

2019年10月18日

犬の死因で多いのはフィラリア症で、予防薬を投与していなければ寿命を全うする前に病気で死亡する恐れがあります。子犬の頃から継続して予防薬を投与し続けておけば幼虫の段階で駆除することができますが、途中で薬を服用していない期間があれば感染してしまう危険性があります。基本的にすべての犬はフィラリアに感染して発症する恐れがあるので、病気に罹った時は早期に見つけて治療を開始することが大切です。病気を見つけるためには、飼い主がフィラリアの症状を知っておく必要があります。

犬がフィラリアを発症すると初期症状を経てから重症化して、最終的に死に至ります。初期の段階では、激しい運動をしていないのに息が荒くなってハーハーまたはゼーゼーする・浅い息が多くなる・咳をするなどの症状が見られます。症状が進んで中程度の症状を発症すると、元気がない・散歩に行きたがらなくなる・すぐに座り込むようになります。

重症化すると腹水でお腹が膨れたり、食欲不振・吐く・重度の貧血・吐血などが起こります。失神したり倒れたりすることもありますが、飼い主の中には病気ではなくて歳を取って体力が弱っていると判断する人もいるようです。最終的に心臓・肺や腎臓・肝臓などの臓器の機能が低下して、苦しみながら命を落としてしまいます。

フィラリアに感染したり発症すると吐くようになると考えている人は少なくありませんが、嘔吐を起こしたり食欲不振の症状が出るのは重症化した段階です。初期の段階では食欲がなくなったり吐くといった症状は見られず、咳が出たり息が荒くなる程度の症状しか見られません。食べた物を吐いていないとか、食欲があるから大丈夫などと考えないようにしましょう。元気に見えてもフィラリアの幼虫に感染している可能性がありますし、咳などの症状が出るようだとすでに犬の体の中で成虫が成長して増殖している恐れがあります。

フィラリアに感染してもすぐに見分けられるような症状が出ることはないので、定期的に検査を受けてチェックをすることが大切です。食べ物を吐いたり食欲不振が見られるようになるとかなり重症化しているので、手遅れになってしまう恐れがあります。逆に消化器系の病気などが原因でも吐いてしまうことがあるので、食べた物を戻すことでフィラリア感染を判断することはできません。少し元気がないように見えたり散歩の際にすぐに疲れてしまうようになった場合は、既にフィラリアに罹っている可能性があるので注意しましょう。